★NLP1dayレッスン 開催中!★
   

2010年10月20日

組織という人と人が出会う場

今年、8月より
地元の総合病院でNLPを通じて
患者様と病院スタッフ、病院スタッフ間の
関係性が豊かになる研修を続けてきました。


先日も、研修の打合せをしてきましたが、

この研修を取り入れることにしてくれた
理事長の大英断の裏には
スタッフのみんなや患者さんに対する
深い愛情をいつも感じています。

また、それを支える事務部門の責任者の方も
病院の現状やこれまでの経緯から
少しでも研修を通じて、
みなさんに会社の場でより良い関係を作って欲しいと
いう想いが伝わってきます。


私も過去、人事をしていて思うことですが
どの会社でも一度は成果主義という時代の洗礼をうけてきています。

それは、とにかく結果がでれば
その人は評価されるという仕組みでした。

それは、株主資本主義と同じように
株さえ上がれば、経営者は何をしても評価されるような
単一の基準しかないような世界です。

そして、世界はその偏った方法で
リーマンショックなどの世界恐慌を起こす引き金を
数々起こしていき、
結果として一部の人が儲かり、
全体的には株は安くなり、年金などで生活している人に
しわ寄せがいってしまったわけです。


成果主義も
人の評価=成果の高さの単一のものさしで
特に、「目に見える評価」(数字として客観的にわかるなど)のみ
を軸にしたため、
目に見えないことが価値がなくなってしまったり
そんな評価されないことに人は、目を向けなくなってしまった
ということがあります。

そこでは、個人の力に白黒をつけるだけで
組織の総合力や文化形成というものは
意識の背後に押しやられてしまうようになりました。

社内では、それぞれが敵になり
いかに自分がすごいのかを評価してほしいという風潮も
でてきたところもありました。

私も経験がありますが
数字=その人の価値と自分も周りも認識し始めるわけです。


今、各組織では、もう一度
この不況を乗り切っていくために
目に見える成果ではなく
個人個人のまだ発揮されていない能力を
この世界に生み出し、お互いの相乗効果を発揮しながら
新しい何かを生み出していくことが求めれられてきています。

特に、格安の人件費で安い製品を作る国々は
中国を初め、これからたくさんうまれてくることでしょう。


その時に、日本や、日本にいる組織、そこで働く人々に
求められるのは
まだ、発揮されていない私たちの素晴らしい潜在能力なのです。
そして、それを掛け合わせていく場を創っていくことなのです。
それが、組織という場になっていくように思います。

そして、それは
組織という場が、安心安全で何を発言しても
それを一度は認められ、評価される文化や場を作ることなのです。


おそらく、現在の会議や話し合いの場で
多くの人が発言しないのが
・発言しても仕方ない
・何を発言していいかわからない。
・発言しても、上司に自分の意見を否定される
・発言して、仕事がふえるとめんどくさい
などなどの抑止力が働いているように思います。


それを解決するためには
ここは発言していい場として
無意識レベルでお互いを認めていることや

発言する本人が、
自分が組織にいて役に立つ、
周りからも認められているし、
自分自身もそのことを認識している

自分が組織や仕事を通して成長したい

という想いが繋がっている必要があります。


組織と自分自身の相互交流から生まれてくるものです。

人にも変化をするときに育ち直しが必要といわれますが
組織も、育ち直しをしていくことが必要なのかもしれません。



今回、総合病院を研修して感じたことは

組織の中なので多少制約はあるにせよ、
お互いが役職を超えて、
一人の人間として接しあう経験が得られる。

そのことで、仕事以外での
その人に大切にしていることや夢や仕事に対する想い等を
分かち合うことができる。

普段、コミュニケーションしない部署間のリーダーたちに
コミュニケーションできる場が設けられている。
そこで、お互いの問題共有や協力できるポイントを
探り合える下地ができる。

お互いが認め合うコミュニケーションを通じて
安心・安全であり、何かを表現することが許される文化が
形成されつつある

他人に認められ、自分で自分を認めることを通して
心の余裕が生まれてくる。

また、問題をとがめるのではなく
それを受け止め、それを解決するために
どうなればいいのか?
何が必要なのか?

という発想の転換を行なえるようになる

など、いくつかの効果が参加者のテーマにそって
生まれてきていることです。


もう一度
成果を通して、という以上に
一人の人間として、一人の患者様として
病院でその人の貴重な人生の時間が流れ、
そして、参加する人々の人生ストーリーがつぐまれていく場として
捉え直して、そこから最大の成果が組織として
生み出されるように、NLPを学ぶことを通じて
貢献できればと想いをまた、新たにしました。


これから、私たちNLPフィールドでも
組織に対して、NLPを通じて、どのように貢献できるのか
新しいフィールドが開けていく瞬間でもありました。




posted by nlpfield at 11:49| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記