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2009年12月13日

とっても素敵なメタファー

NLPの第三週では、
ストーリーから変化を創る、ことを実習で行ないます。

北海道のプラクティショナーコースの
受講生のお一人が、
とてもストーリーを作るのが上手くて、
今回、こちらの方に掲載させてもらうことになりました。

それも、ほとんど即興で作ったものを
まとめてくれたのです。

内容は、「三匹の子ぶた」のもう一つのストーリーです。
本当の話と違って、
三匹目の子ぶたは、少し心が頑ななようなところからスタートします。
アイデンティティやパートなどの成長に想いを馳せて
読んでもらってもいいかもしれません。
また、NLPフィールドのNLPのワークショップの雰囲気も
わかるかもしれません。


紙面にするインパクトと
その場で口頭できくインパクトは多少異なりますが、
ぜひ読んでみてください。


こうして、ご自身の中で学んだことを深めていってくれて
それを表現する力をつけていってくれることは
私にとっても本当に嬉しいことでした。

本当に素晴らしい才能に触れることができました。
感動しました。


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三匹のこぶた、って話読んだことあるだろう?

あれのレンガで家を造ってオオカミ撃退したっていうの、僕なんだよね。


二人の兄さんははっきりいってバカだ。

一番上の兄さんは最後の最後まで遊びほうけて、
あんなわらくずで家とも言えないよな掘っ立て小屋を作ったもんだから
すぐにおだぶつさ。
いっつもふらふらしてたからあな風になったんだ、自業自得だよ。

二番目の兄さんは、何を思ったのかバカでっかい家を建てようとしたんだ。
レンガみいに重たい素材使えないから木で作っちゃって、
結局オオカミに蹴破られたんだ。

本では兄さん一人で建てたみたいになってるけど、
近所の動物たちと一緒に建てて、みんなと同居してたんだよ。
だからすぐに標的にされて全員オオカミに食べられたんだ
自分のことを考えれば他人の心配してる場合じゃないのにこれだから参るよな。 



その点僕は違う。

実直に、地道に、そして目的を絶対に見失わない。
どんな猛獣が来たって絶対に大丈夫な家を建てたんだ。
その間はどんなことがあっても我慢したさ。

我慢がつらいかって?

いや、もう後半あたりになってくると我慢すればするほど
自分がなっていくような気がして、
嫌なことであればあるほど効果が上がるような気がして
ほとんど快感に近いものがあったね。

だってそうだろう?

楽しくすごして自分のほしい結果なんて得られやしないもの。


1番目の兄さんが遊んでる時もそうだったけど、
2番目の兄さんもさ、
お遊び半分でたさん動物たちを呼んで木のぺらぺらな家を建ててたんだ。
そんなときも僕は脇目もふらず地道に自分の身を守ることを考えて
レンガを運んださ。


だからどうだい?

この堅牢さ。すごいだろう?
なにせオオカミだって入ってこられやしかったんだ。

ブタだってここまでできるってことを証明したんだぜ。


すごい工夫したんだ。

窓は一切ないんだよ。中の様子を見られたらたまらないからね、
どんな攻撃されるかわらないもの。
ドアのところに覗き穴があるから大丈夫。

そこからオオカミが見えさえすればいいし
それが全てだからそれ以外のものは見えなくていいんだ。


これは渾身の出来だよ。

余計なモノは何も要らない。
余計なものがあれば管理するの大変だし。
小さな水飲み場とトイレと風呂があればいいかな。

だってオオカミから身を守ればいいんだからさ。



ゾウが、遠方から弟ブタのところに遊びにやってきた。

ブタは久しぶりに友人がやってきてくれてとてもよろこんだ。
家に招き入れ、茶と菓子をふるまおうとした。

でも、自分が出入りする入り口と、覗き穴しかないから
ゾウはブタのレンガの家に入るとができなかった。

ブタは家が見える場所でお茶とお菓子を振る舞った。
ちょっと悪いなと思ったけど、自分のために我慢するのが友人なのだから当然だ、とブタは思った。

でも、居心地悪そうにして、すぐに帰ってしまった。


その何ヶ月か後、アナグマが相談があるといってやってきた。

アナグマは家の中に入ることができたので、中で話を聞くことにした。
ブタは友達の力になりたいから、一生懸命「自分の」考えを話した。

たくさんのことをえたいからものすごい早口で、たくさん、たくさん、まくしたてた。
アナグマの力になりたかったから。

でも、居心地悪そうにして、すぐに帰ってしまった。


そして1年後、サルがやってきた。

あまりサルのことは好きではなかったけど、これからのつきあいを考えると
ブタはむげできずに、過剰にサルの話を聞き、同調した。

サルはキーキーと自分の話をし、ブタに説教をし、自分がいかに正しくて、
ブタがまだだ愚かであることを間接的にも直接的にもアピールしてきた。

サルはすぐには帰らなかったけど、
今度はブタがどこかに行きたくなってしまうくらいれてしまった。


へとへとに疲れてしまったブタは地べたに毛布をひいただけの寝床に横たわった。

なんだかよくわからないけど、疲れたからかもしれないけど、
でも、でも、とても悲しなってしまった。

まっ暗い崖っぷちから谷底をのぞき込むような不安。

どこかからそうなったのか、もう戻れないくらい離れてしまったような気持ちになって
ブタは天井を見上げたまま声にならない声で吠えた。
悲しく吠えた。


その声は、夜の風が草原をなでていく、
かさかさとした音に吸い込まれて、そして誰に聞こえなかった。




おかしい。




自分は何も間違ってないのに、なんだかすごく焦るような気がする。

誰かに自分のことわかってもらいたいのに誰にも愛されてないような気がする。


自分の感じるこの違和感はなんだろう?


でもどうしたらいいのかわからないし、
どうにかしなくてはならないものなのかすらわらなかった。



そこにトゲアリトゲナシトゲトゲがやってきた。

ブタの話をずっと聞いていた。
ただ黙って聞いて、そして時々これはこういうことかいって確認しながら、
休み休み話をした。

そしてトゲアリトゲナシトゲトゲは、ちょっと待ってて、と言い残して、
1週間ブタを待たせた。


1週間後、トゲアリトゲナシトゲトゲは、スケスケアマガエルモドキと
一緒にやってきて言った。


「ブタさんの今住んでいる家は、今の生活にあってるの?
もし合ってないなら、今のブタさんに合うように建てかえてみたらいいんじゃない?」



すごくびっくりした。



そういう話があるのか。
あの時あれだけ苦労したのに、それは無駄だってことなのか?


「そうではなくて、あの時のブタさんには必要な家だったのは確かだし、
あれがベストったんだと思うよ。でも、今もオオカミはやってくる可能性はあるの?」




や、ない。




その後は早かった。


別にあのレンガの家にずっと死ぬまで住み続ける「必要がない」と知ったからだ。

その家の建て替えには、酒井工務店のNLP工法が有効だという。

他にもそれで「自分の家の建て直し」をした人がたくさんいるから、
その人たちが手伝てくれるというし。


そして、たくさんの動物たちがあつまった。
コアラ、イルカの親子、シマウマ、インパラ、アライグマ、アルパカ、うさぎ、猫、ミアキャット、犬、クジャク、レッサーパンダ、トラ、ライオン、鹿・・・・。


そして、
徹底的に壊した。
壊して壊して壊しまくって、きれいな更地にした。


スケスケアマガエルモドキと酒井工務店の社長は言った。

「全部新しいのを使うなんてことしなくてもいいよ。材料は、ほら、ここにある。」


瓦礫の山を指さした。

それをキレイに使えるようにと動物たちは一斉に作業を手伝ってくれる。


そこには優し笑顔と楽しい雰囲気が満ちていた。


大切なことなのに楽しい、ということがだめなことだと信じ切っていたブタは、
新鮮な驚きを覚えた。


みんなで家を建てる準備をした。



もっと暖かい気持ちになれるように。


もっと優しくてやわらかいものがあふれる家になるように。


太陽の光がさんさんと降り注いで、見晴らしのいい明るい家になるように。



たくさんの動物たちが集まって、その英知の下に緩やかに連帯していく場を、
この家に作ろうと、誰もが一生懸命作業をした。



気がつけば、材料になった瓦礫の中に、兄たちの家の材料が混じっていた。
わらくずやの板だ。


ブタはじっと考える。そして、兄たちの声を体で聞いた。




ブタはこう考えた。

兄はバカだったのではない。

兄が大事にしたかったのは、自分と同じものではなかった、というだけだ。



一番上の兄はフラフラしていたのではなく、街全体を護るという視点で、
自分の家ではく、街全体を護る方策をとっていたのかもしれない。

二番目の兄は誰にでもいい顔をしたかったのではなく、
自分では家を建てることができい人たちを優しく自分の家に迎え入れて
助けようとしていたのではなかったのか。

そのときはじめて自分は自分の小さな物差しで
世の中の全てを測ろうとしていたことに気がついた。



「僕は、僕は」その後は声にならなかった。



酒井社長と動物たちはただ黙ってそばに立っていた。

優しく笑い、寄り添って、ただ黙ってその時間を一緒に味わってくれた。


あの時の僕は僕で最大限のことをした。

それは確かで、真実だ。

でも今でもそれを続けることが、最大限のことなのか、それはまた別だ。



家はできた。

いや、本当にできたわけではない。

でも、今、この場に、この空間があること。
それがもう既に「家」なのだ。


これを包む、僕だからこそできる家をこつこつとつくっていくのだ。


ありがとう。みんな。 

家に一番大事なものをあなたたちがくれたんだ。

僕もあなたたちになにかをあげたい。

今本当にそう思うんだ。



ブタは、このあとこつこつと家を建てる。

建てなければならないから、ではなくて、
建てたいように、建てられることを知ったから、
もう夜中に吠えることも、泣くことも要なくなった。


風は優しく吹いていた。
太陽のにおいをいっぱいにはらませて。
そして、ブタを優しく撫でていった。





posted by nlpfield at 22:55| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記
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