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2010年08月12日

[第5回]ど、、どうして?

大変な仕事のなかで

唯一、みさきが心が落ち着けるのが、彼、祐二との時間だった。





みさきは、身のこなしもシンプルで

周りから見ても充分かわいい女性だった。



学生時代もSNSコミュニティでも

知り合えばお互い気兼ねなく楽しく過ごせるのだが、

なかなかこれはという異性との出会いがなかった。



自分が理想とする男性像の基準が高いのもあるだろうが、


みさきがよく言うのは、


「いざ親密な関係になりそうになると、
  
 どこかで自分がどう思われているのかが気になって、

 逆に相手を無視したり、言葉数が少なくなったり、

 そっけない態度をとるようになって、

 良い関係になる前に終わってしまうの」


ということだった。




そんなみさきに気を使わせず、心が通う距離で

一緒に時間を過ごせたのが祐二だったのだ。



2年前、祐二とは友達が開いてくれた

飲み会でたまたま出会った。


その時も、みさきは仕事で嫌なことがあり、

ビールに、焼酎にと立て続けに飲んで、

かなり酔っていた。


そして、みさきは、となりにいた祐二に絡んでいた。


そのときから、

祐二はみさきの話をただうなずいて聞いていたのだった。



そんな祐二と一緒にいることに、

みさきは心が落ち着くのを感じた。


それから二人は、ほどなく付き合うことになり、

1年前からは同棲するようになった。



「聞いてよ、あの葉山。また、仕事のミスを私のせいにして

 わたしもう、あの仕事をやっていけない。

 あと何年も、牢獄にいるような生活はしたくないわ。」


「そうか、みさき。また、あいつからそんなことを言われたんだ。

 大変だったな。

 みさきは、能力があるんだから、いつだって仕事変わっても

 いいと思うよ。僕がついているから。」



みさきは、

愚痴を言っても、いつも味方でいてくれる

祐二の柔らかな雰囲気にいつも癒されていた。


だから、祐二の前だけでは

いい子のフリをせずに、

わがままに自分をだせるようになっていた。


そんなわがままも、祐二は何も言わずに

受け取ってくれていた。



受け取ってくれていたはず、、、と、みさきは思っていた。



しかし・・・



ある日のこと、

仕事で落ち込んで家に帰ったとき、

いつもと違う部屋の広さを感じた。




「ど、、どうして?」


部屋で呆然





突然、祐二の荷物がすべてなくなっていたのだった。

祐二は家を出たのだった。


後でわかったことだが、別の恋人ができたのだった。

みさきは、将来、祐二と結婚してもいいと考えていたのに……。



それから、休みの日になるときどき、

みさきは、心の隙間をうめるように、

祐二と思い出の場所に一人で出かけるようになった。



カフェ、海辺、一緒に歩いた街角、、、




みさき彼との跡





自分の心のアルバムを一枚一枚めくるようにしながら、

何が悪かったのか、ずっと考え続けた。

ときには、涙が止まらない時もあった。


「私ばっかりいつも話を聞いてもらって、

 祐二の話は聴いてあげなかったのかもしれない。

 今の私のように、祐二も一人ぼっちだったのかな。

 2年間、私何やってたんだろう。。。」



みさきは、心から大切なものをぽっかりとなくしてしまった

かのように、

自分が何の価値も無いような人間に思えていた。


(つづく)



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posted by nlpfield at 22:29| Comment(0) | TrackBack(0) | ストーリー
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