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2010年11月16日

アイデンティティ(自己認識)を進化、変容する〜北海道プラクティショナー第三週

CIMG2291.JPG

土日は、北海道のみなさんと
マスタープラクティショナーコースを開催してきました。

テーマは「自己認識(アイデンティティ)」です。

NLPを学んでいると
外のものごとや事象には意味がなく、中立的な存在であり
私たちが内面で意味づけをして、心理的な感情の起伏を作り出している
ことが理解できます。
(身体的に感じるものもあるので、全ての感情が内面の意味づけから
 生じるわけではありません。)


そうすると、私たち一人ひとりも本来であれば
何の意味づけもない存在です。

でも、それであれば
環境が瞬時瞬時に変化していくように
自分自身も瞬時瞬時に変化し続けてしまいます。

それでは、おそらく混乱のきわみに達し
自分が誰だかわからなくなってしまいます。

そこで私たちは、自分は誰か、ということを
深いココロの中で枠組み、必要な情報や不必要な情報を
取捨選択しています。

一番の枠組みは
あなたの名前です。

陰陽師のお話にありましたが、
呪というものの一番の例は、
あなた自身の名前に囚われてしまうことです。

あなたは人生のあらゆるところで
あなたの名前を使っています。

小さい頃から、何かをすれば
「ひろくん、えらいねー」とか
「ひろくん、そんなことするんじゃありません。」とか

「酒井は、真面目だな。」とか
「酒井は、そんなことする奴だとは思わなかった。」とか。


人からあなたの名前を呼ばれるとき
もしくは、あなたがあなた自身の名前を呼ぶとき
何かしらの身体感覚が気づかないうちに生まれてきます。

そして、知らないうちに
自分が何かを実現するときに
前に推し進める力にもなれば
制約となる力にもなります。

ある種の呪縛があるわけです。


また、自己認識は、他にもあります。

私は、言われたら行動する人です。
私は、コミュニケーション能力があります。
私は、人を大事にする人です。
私は、日本人です。
私は、優しいです。

などなど。

こうした枠組みを設定すると
私たちは、それに同一化します。

同一化とは一体になる、それそのものになるという意味です。

この同一化を英語でアイデンティティと言います。


だから、例えば
コミュニケーション能力が高い人って、単に口がうまいだけよね。
とか、人のココロを弄ぶ人よね。

とか言われると、一般的な話にもかかわらず
自分が否定されたように感じてしまいます。


また、同一化していると
自分がコミュニケーション能力に対して低いことをしてしまうと
自分を責めたり
それは、自分ではなく相手がおかしいのだ、と他人を責めてしまう
ことがあります。


同一化は、知らないところで自己を正当化する気持ちを
生み出します。
そして、自分と同一化しないところは、
他人に投影してしまうことがあります。


そうすると
自分にとってよりよい成長を促せることに同一化していれば
いいのですが、私たちは人生の過程で様々な同一化を生み出します。

これをNLPではパートと呼ぶことがあります。
パートとは、多くの場合私たちの価値を指し示すことがありますが
実はアイデンティティでもあるのです。


話が少しそれましたが、
成長過程のなかで、当時は必要だったことの同一化していたけれども
成長した今では、もうその同一化が必要ないことがあります。

例えば、
小さい頃は、自分がダメなことをしたり、病気になることで
人から同情や愛情を得てきたけれども
大人になって、自立する力があるのに、人に依存することで
代用愛を受けてきたり、

逆に、一人で何でもやることに価値を置いてきて
成長した今、協力することが必要で、そのほうがよりよい成果を
出せるにもかかわらず、全て自分でやってしまって、
人を信用できなかったり

いろんなことが考えられます。


しかし、深くに身につけてきた同一化やこうした枠組みを
進化させたり、変容させる技術はなかなか身につけることが
できませんでした。

そのため、自分自身は変われないと思い込み
自分はこんな人間だから、とあきらめたり、開き直ったり
してしまうことがあります。


第三週では、アイデンティティの進化と変容を促します。

一つには、私たちが知らない内に身につけた
アイデンティティの枠組みを緩め、同一化した意識にもっと
自由を与えるために、ミルトンモデルの応用を学びます。

今度、4月にミルトンモデルの直弟子のギリガン博士がきますが
彼の方法論がとても役に立ちます。


そして、アイデンティティに含まれる固有のストーリーを
変化させていきます。


さらに、他人との関係において
逆に私たちは、自らのアイデンティティを放棄して
人にものごとを譲りすぎるときがあります。

例えば、
身体が疲れているのに残業を頼まれて、断れなかったり
人が失敗したのを、自分のことのように思ってしまって
取り繕ってしまったり、
境界を引けない事例というものがでてきます。

これに対しても
無意識に働きかけて、自ら境界を引けるトレーニングをし
必要なときには境界を広くし、必要なときには境界を
強固にするトレーニングをしていきます。


そして、最後には
同一化しているいくつかのパートを取り出し
それらを俯瞰できるポジションに立つことで
同一化を外し
それらを融合し、新しく生み出されたエネルギーに
再び同一化していく実習も行なっていきます。


お一人お一人が
これまで身につけてきたアイデンティティを
自分の中で統合していくこと。


これをマスタープラクテョショナー第三週で
学ぶことになります。


深遠な世界です。
そしてまた、こうしたことは
自分に必要な時間を投資することでしか
得られないものです。


一緒に学び、探求できた仲間に感謝します。



posted by nlpfield at 12:46| Comment(0) | TrackBack(0) | NLP
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