おはようございます。
(株)NLPフィールドの酒井です。
5月は、草木が芽吹き、これまでにない
鮮やかな緑色の饗宴(競演)をしてくれます。
視覚で人生を楽しむことの多い私としては
この季節が命のエネルギーを感じる
とても好きな時期です。
そして、私たちにも
この世界に命を芽吹かせたときがありました。
今週のテーマは「誕生日」です。
誕生日は、皆さんどんな想い出がありますか?
私は、小さい頃から自分と人を比べるクセが
ひどく、そして、自分が恵まれていないと考えることが
非常に多かったのです。
そのため、人の誕生日でお祝いされているのと
自分の誕生日でお祝いされるのを比較して
自分の誕生日や料理が少ない、
来てくれる友達が少ない
プレゼントが豪華じゃない
など、せっかく祝ってもらっているのに
嬉しくもなんとも無かったのです。
また、同時に人からお祝いされることが
何だかとても恥ずかしくて
人から素直におめでとう!という言葉を
受け取ることができませんでした。
今思うと、とても心が荒んでいたように想います。
また、私自身彼女と付き合うときと
自分の誕生日との重なりが少なく
それ以降も、自分の生を心からお祝いされた経験が
少なかったのです。
もちろん、大人になれば、
もう誕生日など誰もお祝いしてくれなくなります。
そのため
自分にとって誕生日というのは
イベントの中でもさほど重要なことではありませんでした。
しかし、
会社を辞めてから出会った二つの出来事から
誕生日の捉え方が大きく変わってきました。
一つ目が
(株)ピークパフォーマンスの
アドバンスコースUで見たDVDでした。
そのDVDは「居酒屋甲子園」だったのですが
そこでスタッフたちが、自分たちのお店を
どんな想いでやっているのかが語られていました。
その中でも女性のスタッフが
親にずっと反抗してきた姿がありました。
私自身も親に反抗してきたので
彼女の気持ちがよくわかったのです。
その中で彼女は、
ずっと反抗してきたけれども
その私を迎えてくれた親の存在に気づいたそうです。
そして
自分を生んだとき
もっとも痛い思いをしたのはお母さんだったんだ、
と気づいたんです。
自分の命をこの世界に迎えるために
どれだけ痛い思いをしても
最後は笑顔でこの世界に迎えてくれた。
私の誕生日は私が祝ってもらうよりも
私からお母さんに生んでくれてありがとう!
って伝えます。
というメッセージがありました。
今まで祝ってもらうことばかり考えていた
私にとって
誕生日は私が両親を祝うことの方が
大切な日だということを
そのDVDを通して教えられました。
もう一つは
自分が入院して、
このまま同じような症状が続いて
いつか腸がなくなって
栄養剤だけで命をつながなければならない
状況になったときに
本気でこの先、死ぬかもしれないと
思ったときです。
暗闇にさまよいました。
深い恐怖に教われました。
どこにも出口がなかったのです。
そして、その時に
自分の頭では
何でこの世界にやってきたんだ。
このまま、死んで何が残るんだ。
そんな考えがよぎりました。
でも、答えが出ることもなく
依然として真っ暗な世界のままだったのです。
だれも手を差し伸べてくれることの無い世界。
そこから、小さな小さな光が見えてきたのです。
小さいけれども強烈な光でした。
私は、その光を頼りにその方向へと進んでいきました。
その光こそが私の希望だと想いました。
その時初めて、人は「希望」があるからこそ
生きていけるんだ、と強く感じたのです。
まさに、私にとって誕生日とは
これから生きていく「希望」を感じる日になりました。
そして、誕生日は
私たちがまだそこに命があり
その存在を自分で認める日でした。
NLPのコースの中でも
誕生日にめぐり合わせた方は
私たちからもお祝いをさせてもらっています。
それは、この人生で
奇跡的に出会えたこと、
そして、その存在をお互い認め合っていること
希望という光に向かって
この世界に歓迎された命だからです。
あなたにとって
誕生日とはどんな日ですか?
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2011年05月03日
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