みなさん、こんにちは。Fumikoです。
今週のテーマは「新入社員」。
この言葉を聞いたときに最初に立ち上がってきたのは
「私には新入社員時代はなかったなあ」という思いです。
いわゆる、自分の人生においての喪失感、もしくは
欠落感と結びついているのです。
私は、高校2年生の時に出会った
1歳年上の恋人からの影響も手伝って、
それまでの既成の価値観や、親からの期待、そして
多くの人たちが何の迷いもなくいいと思っている
常識的なことがらに対して、
全てを否定的に見るようになっていました。
それは、とりもなおさず学歴重視の社会への疑問、
一流会社への就職の偏重に対する
アレルギーといってもいいほどの拒絶反応になり、
さまざまな紆余曲折を経たあとに
マスコミの世界へ入ろうと思った私に用意されていたのが
北海道放送局の“契約社員”という道だったのです。
いわゆる正社員とは違う身分だったゆえに
真新しいスーツに身を包んでの入社式や、
新入社員研修もありませんでした。
また、放送業界というある意味特殊な業界だったことも手伝って
何か自分には「新入社員」という時代が欠落した感じがあり
その頃から(?)人とは違うステップを歩み始めたような気がするのです。
その後、私がどのような人生を送ることになっていったかは
また別の機会をお楽しみに!
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