おはようございます。
株式会社NLPフィールドの酒井です。
誰しもに人生を決断する場面があります。
その決断は、結論が分からないときもあります。
ただ、自分の心の従うことだけで決めることもあります。
もしくは、自分が普通に生きていたのに
急に誰かに自分の人生のほとんどを奪われ、
そこから立ち上がらざるを得ないときがあります。
他にも、どうしてもあなたが自分の力がないことが
分かっていても立ち向かわなければいけないときがあります。
それは自分にとっての使命かもしれませんし、
社会に対する大義かもしれません。
今週は、「ヒーローズジャーニー」がテーマです。
ヒーローズジャーニーとは、
アメリカの心理学者のジョセフキャンベルが
世界各国の神話を研究した中で発見した共通の
プロット(筋)です。
私も、この6月、個人事業を法人化しました。
初めての会社がベンチャーで
私は、全くと言ってよいほどビジネスパーソンとしては
打ちのめされ、自分は社会人としてやっていけるのかどうか
悩みました。
胃潰瘍や十二指腸潰瘍を何度も繰り返し
挙句の果てに難病にまでなりました。
だから、ベンチャー企業や会社を立ち上げることは
もう金輪際しないと考えていました。
だから、次の会社は
外資系企業でしたが、とても安定した医療用具の業界を選びました。
しかし、人生とは不思議なものです。
これで会社の流れに沿って生きていけばいいかと思っていたら
自分の中でこれではダメだ、という声が聞こえてくるのです。
繰り返す手術の中で
本当にこの人生で良いのかと自問することがありました。
そのときに、外側から聞こえてくる様々な声があります。
それは、他の人にも聞こえてくる声なのですが
とりわけ私の奥のほうに突き刺さってくる声なのです。
「あなたはこの命をもらって何をしに来たの?」
「この世界にどんな貢献をしに来たの?」
そして、最後にダメを押されたのが、
「これだけ痛い思いをしたんだから、
もう好きなように生きればいいじゃない。」
当時でいえばかなり年収ももらっていましたが
ボーナスもない、社会保険も支払わなければいけない
誰のつてもない環境でした。
しかし、冬の世界に裸で飛び出したわけではなく
それまでのNLPを学び、家族との関係が良くなり
当時の彼女の支えもあり、精神的にはとても安定していました。
そして、自分が安全だと思っている領域から飛び出すことができました。
人生の未体験ゾーンへ入っていったのです。
それからは、多くの仲間に支えられました。
みなさんからは頂いてばかりで恐縮でしたが、
本当に素晴らしいつながりを持たせてもらえました。
その過程では、さまざまなプロセスがありました。
自分自身の幼稚さが、多くの仲間に迷惑をかけたり、
また、自分の弱さに何度も向かい合い、リソースに変えていったり
することもありました。
その度ごとに、何か自分の中で成長したり
統合された部分がありました。
周りの仲間の中にも
ヒーローズジャーニーを歩んでいく人も増えてきました。
その中で生まれたさまざまな「約束」が
今でも自分を支えています。
そしてまた、まだ果たせぬ約束を持ち続けています。
そして、昨年、
本当に社会に貢献できる存在になろうと決心しました。
それは、40歳という人生の折返し地点を迎えたからかもしれません。
もっと自分の表現を世界の中でしてみたかったからかもしれません。
私と周りの軌道が、自分を超えたところへと向かい始めました。
一歩先は分からない世界の真っ只中にいる感じです。
それが新鮮でもあります。
でも、私たちはいつも人生のフロントラインにいるんですよね。
こんなことを書いていると高村光太郎の「道程」を思い出しました。
僕の前に道はない
僕の後ろに道は出来る
ああ、自然よ
父よ
僕を一人立ちさせた広大な父よ
僕から目を離さないで守る事をせよ
常に父の気魄(きはく)を僕に充たせよ
この遠い道程のため
この遠い道程のため
あなたの輝く軌道へ捧げます。
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2011年06月21日
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