おはようございます。
株式会社NLPフィールドの酒井です。
マスタープラクティショナーの合宿のときに
サプライズの報告がありました。
キャンプファイヤーを囲みながらのときでしたが
人は火と見ていると素直な心がでてくるのでしょうか・・・
今週のテーマは「結婚」です。
私は、以前まで結婚には完全に否定的でした。
そもそも親子関係がよくなかったことはありますが、
それ以前に自分の父親と母親が幸せそうには見えなかったのです。
今でも覚えていますが、当時私は神戸に住んでいました。
小学校4年生のとき、母親の承諾を得て
新聞の景品か何かをもらって甲子園球場に1人で野球を観にいきました。
帰ってくると家のカベに大きな穴が開いていたのです。
はじめは普通に、「これどうしたの?」と聞くと、
母は、「お父さんがね、、、」と話してくれました。
どうやら、父親が私がまだ小学生なのに1人で甲子園球場に行くことに反対したらしいのです。
満員電車の中で押しつぶされたらどうするんだと。。
そして、近くにあったものを投げてカベに穴があいたらしいのです。
もちろん、父は母に当てるのではなく近くに何かをぶつけたんだとは思いますが。
また、二人は大声でよくけんかをしていました。
そのために、二人は愛し合っているのかな?という疑問がいつもありました。
■
入院していたあるとき、この考え方が変わりました。
一つ目は、50代の男の人がベットで寝ていると、そこに毎日のように奥さんがお見舞いにやってきます。
旦那さんは、ぶつぶつと病院の対応がどれくらい不満かというグチを話しています。
横では、奥さんがその話を聞きながらも、だんなさんに甲斐甲斐しくお世話をしていました。
その奥さんの顔はあきれているのではなく、受け止めたり、微笑んで「そうだったの」と返していました。
その週末には、息子もお見舞いにやってきたのです。
また、お父さんはグチを言っているのですが、息子もまた父親に「大丈夫か」というような声をかけながら話を聞いていました。
お見舞いに来てくれること、それもわざわざではなく家族だからこそ顔を見に来たり、お世話したりしている姿に家族っていいんだな〜と感じました。
■
これはまた別のお話ですが、
妹も体調をかなり悪くして入院することがありました。
傍から見ていても大変つらい病気でした。
家族はどうしてよいかわからず、私もこの状況をどう対処して良いかがわからなくなっていました。
そのときに、父がすっと立ち上がって
「俺は、この家族を守るために何でもする。」と力強く言い切ったのです。
うちの父は基本的には静かな方ですが、このときばかりは力強い姿でした。
弱っていてどうしようもない家族を1人で支えて立っていた感じでした。
■
成長していくにつれて、他の家族の姿や自分の家族の別の姿をみたときに
徐々に私の気持ちも変わっていきました。
そして、あるときに実家に帰ったとき押入れにひさびさに私が小さい頃のアルバムがでてきました。
高校のときに神戸から引っ越してからアルバムを見る機会はありませんでした。
そのアルバムをあけてみると
すすけた写真に
私が赤ちゃんの頃、笑顔で私を抱いている父の姿や母の姿がそこにありました。
今ではもう年老いた二人も、写真の中では今の私の年よりも若かったのです。
そんな若いときに、私を生んで精一杯育ててくれたことを実感しました。
この年になって初めて当時の親の気持ちや状況も深く理解できます。
それだけにその写真を見たときに私はなぜか心が振るえ、感謝する気持ちが生まれてきました。
■
私は結婚していませんが、
以前と比べたら結婚に対する抵抗は減ってきたように想います。
まだ、身体を悪くしていることもあり、いろいろと別の要因も抱えていますが
結婚というものを肯定的に受け取れるようになりました。
最近は、結婚する人たちが少ないと言われています。
理由は様々でしょう。
私の友人ではNLPを学ぶ前、結婚はしないと決めていた女性がいました。
しかし、その女性は、かわりに家を買いたいと思っていたんです。
家を買うことで何を得たいのかを彼女に感じてもらいました。
そこは普段触れない部分でした。
彼女は勇気をもってそこに触れたときに、、、
「家に守ってもらいたいんではなくて、誰かに守ってもらいたい。」
と涙ながらに話してくれました。
彼女はその一年後結婚し、今では年賀状が来るたびにこどもが成長している姿を見せてくれています。
自分の考え方やものの見かたを変えれば、現実はあなたが思う以上に早く手に入ってくるようです。
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2011年07月12日
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